人の優しさに、感謝。
本来、人って優しいものなんじゃないか。
仕事をしていてパソコンに向かって作業をしていて、指を痛めた。両指が軽い腱鞘炎状態。なるべく指を使わないようにしていた。
その後数日、指はまだ痛かった。
職場の管理者にサポーターをつけていいかを聞いてみると、さらに上に確認するとのこと。
ああ、使えないのかなあ、などと思って待っていると、管理者から「使っていいよ」との答えが。
さらにキーボードも、よりタッチに力がいらないものに変えてくれた。
作業が終わり席に戻ると、オイラは目を見開いた。
そこには、本当に柔らかそうで入力に力がいらなさそうな白いキーボードと、そのキーボードの手前にクッションのようなものが置かれていたのだ。
頼んでもいないのに。
この世は資本主義なのに。
適当に放り投げた空き缶がたまたまあったゴミ箱に入ったかのように、気まぐれのおせっかいがオイラの胸を打った。
困ってるときの優しさに、「人間っていいな、思いやれるってのはいいな」と思ったのでした。
人の想像からの優しさに、感謝。