イチゴに感謝。
以前相方が、帰りにイチゴを買ってきてくれた。スーパーで目についたのを買ってきたみたいだ。
イチゴと言えば、果物の王様だ。幼稚園児に聞けば、将来なりたいものに「イチゴ」と答える子も多いだろう。
しばらく果物を食べていなかったオイラは、口の中に甘酸っぱさが広がった。
イチゴというのは食後に合う。そして見た目も華やかであり、ふんわりした明るさでこの家を包み込んでくれる。
その包み込み具合は、春に花咲くつぼみというところだろう。
このように素晴らしい意味合いを持つイチゴのお土産だったが、もちろん人によっては「すっぱいから嫌い」とかいう意見もあるだろう。
『そんなバナナの方がいい派』の人にも、イチゴの魅力をもっと知ってほしい。
まずビタミンCが豊富で6,7粒食べれば、一日に必要なビタミンCが取れる。
レモンをかじる必要がないのだ。
次に、虫歯も予防してくれる。イチゴには虫歯予防の成分『キシリトール』が含まれ、ほかの果物より多い。
さらに、腸内に善玉菌を増やし、便秘改善にも効果や、風邪予防、高血圧の予防が期待できるのだ。
そんな思いでオイラはイチゴを食べたい気持ちを高めていたが、こういう時に限って時が流れるのが遅い。
そのため、食べる前までの時間には少し瞑想も入っていた。
やっとのことでイチゴを食べる時間になった。
相方がイチゴを洗ってくれる。相方は、今日も優しい。流しそうめんを一番上から流してくれるような人だ。
イチゴが口の中に入る。予想どおり、美味い。
この粒々の舌触りと、ポジティブな甘さ。噛んだ時の果汁が舌に触れる。
イチゴと舌上のダンスを楽しんでいると、気づかないうちに、もうイチゴが残り1個になってしまった。ここは買ってきていただいた、相方に譲りましょう。結果オイラの方が多く食べたか食べてないかはおいておいて、最後良ければすべてよし。
相方にはいつも感謝しています。