プチモンブランプリンに、感謝。
久しぶりにプリンのことを書くのである。
つまり、プリンを食べたいときは人それぞれ波があると思うのだが、オイラはその波が上にある期間が長い。
端的に言うと、これはモンブランが乗っているプリンなのである。
モンブランの食感。
それは、舌にねっとりと残り、濃い秋の甘みと匂いが強い。
その先に、ややなめらかで味も平均的なプリンがあるのだ。
しかしこれが、あまり相乗効果を生み出しているように思わない。
「これ、プリンいる?」と、存在の有無に疑問を呈するプリンになってしまっているのだ。
掘りが深くて目立つモンブランくんの後ろに隠れているのかいないのかわからない塩顔のプリンくん、といった感じだ。
そして、さらに思う。
クリームはもっと存在を忘れ去られがちだということを。
オイラはどうやら、クリームプリンは好きではないらしい。
・・・とまあつまるところ、今回のこのモンブランとプリンは別々になった方が良い。
なぜなら、それぞれで輝ける場所があるのだから。
微妙な舌の感触を味合わせてくれた、プチモンブランプリンに、感謝。