「うとうと」に、感謝。
家に帰ると、ネットを見たいのに、どうにも眠気に襲われる。
寝っ転がりながらスマホを掲げて見ていると、意識を失った瞬間にスマホが顔に降ってくる。
ほっぺたに当たった場合はむしろ気持ちいいこともあるのだが、鼻に当たったときには折れそうになる。
そして、その持ち上げているのがノートパソコンの場合もあるのが、オイラのネットライフだ。
これだと打ちどころによっては、オイラの頭がまともになるかもしれない。
しかし、この眠気には、幸せがしわ寄せられているとも考えられるのではないのか。
眠気を感じてるとき、身体のこわばりは感じていないはずだ。
操り糸であやつられていない状態の操り人形かのように、何もしていない自分がそこにいるのだ。
うとうとしているときは、上司の小言も気にならないし、カミさんがガミガミがなっている姿を想像しなくてもすむ。
それはきっと、意識だけ楽園にいることになるのかもしれない。
楽園とシビアな現実を行ったり来たり。
一瞬でも幸せにしてくれる「うとうと」に、感謝。