カンシャカンゲキブログ。

感謝感激で人生を充実させられるか、読書と日常生活から実践します。

カレーに、感謝。

相方が実家に帰っている。

夕食に、カレーを作っておいてくれた。

 

一人、家にいると、寂しい。

一人でカレーを食べ、一人で片付け、一人でトイレに入る。

思うに、会話こそ「ごちそう」だった。

たった一日相方がいないだけで、弦のないギターのような家になっていた。

 

カレーは、相方とこれと同じルーのカレーを食べたことを思い出させてくれる。

マッチ売りの少女のように、一口毎に楽しい思い出がよみがえってくる。

そして、最後の一口を食べるとき、オイラは天に召されるわけでもなく、丸い皿にちょっとしたこげ茶の食べ跡がアートのように残っているだけだった。

 

そんな芸術をしばし見つめながら、ほのかに相方の存在を残したカレーに、感謝。