成城石井の割引に、感謝。
近くの成城石井で買い物をした。
相方の父親が甘いものが好きで、父の日のプレゼントを買いに行ったのだが、ギフト用のものに魅力を感じない。
そうして店内を歩いていると、成城石井をみつけたのだ。
オイラたちの考え通り、店内は質にこだわったお菓子がズラリとならんでいて、どれも周りのスーパーで見ないものばかりだ。
しかし、当然、値段は高い。
そこで、オイラたちは割引商品に目を付けた。
成城石井が値下げしてでも売り切りたい、期限が迫っている商品をたくさん買い、100円ショップで袋を買ってまとめあげようという計画だ。
20%、30%と表示されているシールを探し、それを相方の父親が食べるものかどうかを吟味し、カゴに入れる。
出ていこうとしていたお金が引きとどまるのに、ありがたみを感じる。
手塩にかけて育てた娘がほかの男と結婚しないで家にいてくれるような、とどまりによるありがたみだ。
ちなみにオイラが考えるプレゼントのポイントは、『普段自分で買わないがちょっと欲しいもの』だ。
このいつでも買えるが特別ではないものを、少しでもお安く買えた小さな満足感を胸に帰りのリュックに詰め込んで、帰路に着いたのである。
成城石井の割引に、感謝。