オロナインに、感謝。
何にでも効く薬があると安心できる。
日中の暑さが体を侵し、首がかゆくなった。『あせも』だ。
それで使いかけのオロナインを塗ってみたのだが、まあマシになったのである。
切り傷や軽いやけどなどのときにとりあえず塗ったりするのだが、こういう日常生活の中での軽いけがをカバーするものを常備しておく心構えは持っておいたほうが良い。
それが無ければ、ツバつけとくしか治癒の方法がないのだ。
そうすると、職場やチームでもちょっとしたミスを何でもカバーしてくれる人は同じく安心する。しかし、当然そのカバーしたことを恩着せがましくする人はイヤだ。
そんなのは治すために極度に傷口に痛みを染み渡らせる、『ムヒ』だ。「治してやったんだぞ」というアピールがものすごい。
その人にオロナインのような出すぎない、奥ゆかしさがあるかどうか。それが、その職場の雰囲気を左右する。次の職場やグループではそのような人がいると、安心感から仕事に気持ちが乗るだろう。
ただ、小さいケガを超えた大きいやけどや刀の切り傷なんかはカバーしきれない。
そうしたときはもう気休めに「オロナミンC」でも飲んで、その危機的状況をやり過ごしたい。
首のかゆみに3分の1を使わせてもらったオロナインに、感謝。