『6段切り替え自転車』に、感謝。
今乗っている自転車は、タイヤの大きさが26インチのものだ。
したがって、より大きな27インチよりスピードが出づらい。
しかし、この自転車には、スピードこそ出ないが、6段切り替えがついている。
信号が切り替わるときや坂道を上るときには切替を『1』にしてやれば足に負担なく出発できるし、スピードを出したいときは『6』まで持っていけば、カモシカが走るくらいのスピードが出るはずだ。
30代の今になっても切り替え自転車を使っている。
子どものときに、あこがれていた6段切り替え。
実際6段切り替えの自転車を使うようになったのは、憧れを忘れたころだったか。
タバコを吸いながら運転する大人に憧れていた坊やは、そんなのを忘れたころにプカリとふかしながら遠距離トラックで目的地に向かっている。
なってしまえばそんなものなのかもしれない。
そんな子供のころのこともたまに思い起こさせてくれる、6段切り替え自転車に、感謝。