まんじゅうに、感謝。
まんじゅうが怖い人もいる。オイラも、正確にのどの奥まで自主的飛び込んでくるお化けまんじゅうがいたら、可愛がる自信はない。
どんなものでも、ビビろうと思えばビビれる、ということだ。
そこの角を曲がったところに猛スピードで走ってくるランナーがいるかもしれないし、動物園に行けば、鉄柵がほぼボロボロで手をかけた瞬間に転げ落ちてワニのいる池で餌として入るかもしれない。自転車をこいでるだけで、カラスに目玉をつつかれるかもしれないのだ。
オイラは柳のように生きたい。ランナーがいればその風を浴び、鉄柵がボロボロであればなでるだけ。カラスには、カラスの足がひっかかるような輪を帽子につけて、引っかかったらその帽子を木に引っ掛けて走り去りたい。
うまいまんじゅうに、感謝。