職場のおじいさんに感謝。
新しく入った人間にでも気さくに声がかかる職場は良い。
すでに働いていた会社を引退したのか、この職場一筋なのか、職場ではおじいさんがたくさん働いている。
その中の一人がオイラに話しかけてくれる。
知り合いが一人もいないオイラには、骨折したときの添え木のように、心強い。
もし、この話しかけてくれるおじいさんがいないなら。
仕事中にオイラの口が開く時は、空気中に揺蕩う虫歯菌かなにかを歯に付着させるだけだったろう。
おじいさんがどんな人生をたどったかはわからないが、オイラの心細さの解消に、感謝。