POLYSICSに、感謝。
面白いことがある可能性のあることには、顔を出すようにしている。
POLYSICSというテクノバンドのライブに行ってきた。
このバンドのライブには何度か言っているが、ピコピコ音と変声機であるボコーダーと、ロック風の音が重なるのがいつも楽しい。
まるでカルフォルニアロールのような、寿司の要素にアボカド入れたら美味しくなっちゃったみたいな、とってもユニークさを持っている。
ライブでは、とある曲のボコーダーとコーラスのハーモニーがとても良かった。
しかし、新曲が立て続けに流れたときは、やはり棒立ちになってしまうのだ。
ノリ方もわからないし、歌詞もわからないこの状況には、壁際に手をついてドラムの響きを味わうことにした。
そして、またお馴染みの曲が流れると、少し目が開く力が大きくなるのである。
ライブが終わったころには、会場のみんながなぜか輝いて見えた。
POLYSICSがみんなを楽しませている。
みんなは、一生懸命楽しんでいる。
それは、とてもおもしろいことじゃないか。
その空間にいることは、心を揺さぶるメリーゴーランドに乗ったような、身体に響く体験だった。
あれだけ走り回ってオイラたちを楽しませてくれる、POLYSICSに感謝。